SIP 事業スタートアップセミナー

「高付加価値設計製造を実現するレーザコーティング技術研究開発」

開催のご案内

 

共催：石川県工業試験場，（一社）LPF 協議会

レーザコーティングは、粉末原料を噴射しながらレーザ光で溶融し、皮膜化することで製品・部品の表面をコーティングする技術であり、製品や部品のすり減り防止や腐食防止に利用できます。次世代 3D プリンタの基礎にもなり得る技術としてドイツが先行して開発し、自動車部品や産業用機械部品だけでなく、電子部品や医療機器部品にも適用できるよう高精度化のための開発競争が各国で行われています。こうした中、日本でも国が先導して開発を推し進めるべき重要技術課題として、戦略的イノベーション創出プログラム事業（SIP）に採択され、5 年間の研究開発がスタートしました。 研究開発に参画する石川県工業試験場では、レーザ加工技術の啓蒙普及を目指す一般社団法人レーザプラットフォーム協議会（LPF）と共同で、広く皆様にレーザコーティング技術についてご理解いただくためのSIP 事業スタートアップセミナーを開催することとしました。本セミナーでは、レーザコーティングの原理や特徴、現状技術の課題を解説し、SIP 事業に採択された「高付加価値設計製造を実現するレーザコーティング技術研究開発」の内容をご紹介します。 新しい表面加工技術について理解を深める良い機会にもなると期待しておりますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。